今までも翻訳された本が出る度にトークショーが行われていて、行きたい行きたいと切望していたけれど、なぜかいつも狙い澄ましたかのようにオシゴトの〆切の前日で「行ったら死ぬ!(かもしれない)」と涙をのんでいたのだった。
そういう巡り合わせの元に生まれたのね…と半ば諦めていたのだけれど、今回は行けた!
この『なんらかの事情』の中に「スーパーのレジの並び運が悪い」話が出てくる。実は半年くらい前に、近所の、といってもちょっと離れていて週に一回くらいしか行かない大型スーパーがあるのだが、そこのレジに並んでいるときに岸本さんにそっくりな方をお見かけしたのだ。見れば見るほど似ている、たぶん間違いない。声をおかけしたい、いや、こんな日常の場ではご迷惑に違いない、とレジに並んでいる間中その女性を見つめていたのだった。今となってはそのときのレジの並び具合がどうだったか思い出せないのが残念だ。いや、そこは残念じゃないのか。
あと、世田谷区立赤堤小学校が知られざる「翻訳家虎の穴」であることを知った。鴻巣 友季子さんも出身である事はNHKの「ようこそ先輩」などで存じ上げていたのだが、他にも何人もいらっしゃるのだな。10年近く、毎日のように横を通って仕事場に通っていたあの小学校が…。不思議な磁場を発する小学校であったのだなあ。
↓岸本さんに無理矢理「イヤゲモノ」的にお渡ししてきたあみぐるみ。
季節柄「サンタクロース」を編もうと思い、赤い毛糸を出したのに、編み上がったらまるでサンタではないものができあがってしまった。

こいつをwebのトップページの写真にしました。
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